新800MHzと旧800MHz帯
今までauが利用しているCDMAという通信方式は、国際的に見て上下逆の周波数帯を利用しています(ダウンロードとアップロードに利用する“道”が逆というようなイメージ)。そのため、地上デジタル放送へ移行後に国際的に利用されているものと同じ周波数帯へ合わせようと言うことになっています(周波数再編)。これを区別のために、国際的に利用されているものを新800MHz帯と呼び、今まで使用していたものを旧800MHz帯と呼んでいます。現在発売されている、ほぼすべての携帯電話は新旧どちらの周波数帯にも対応しています。しかし、これには例外があって、すでに発売中のHTC EVO WiMAXに加えて、iPhone 4S、Motorola Photon、HTC EVO 3Dのスマートフォン4機種は、日本だけを目的に作られたわけではないグローバルモデルのため、新800MHzしか対応していないのです。
新800MHzのみの対応だと電波(エリア)は大丈夫なの?
結論から言うと、ほぼすべてのエリアについて新800MHzに対応しているようですが、詳しい状況はauのサービスエリアをご覧ください。 http://www.au.kddi.com/service_area/index.html?bid=we_au_gn_0014現在、新800MHzには非対応で今後対応予定のエリアは以下に書かれているようです。 http://www.au.kddi.com/service_area/riyoufuka/index.html
また、現在ご利用のau携帯電話が新800MHzに対応しているかどうかは、下記の新800MHz非対応機種一覧で確認することができます。 http://www.au.kddi.com/seihin/cdma1x/list.html
もっと手軽にエリア調べる方法があります!
とは言っても、実際に自分のお家や学校、職場できちんと利用できるか不安になりますよね?そこでauでは、新800MHzのみに対応しているHTC EVO WiMAXをエリア確認用端末として最寄りのauショップで貸し出しを行っています。レンタルの手続きは運転免許証や保険証などの本人確認書類があれば最寄りのauショップで受け付けていると思います(なお、在庫がない場合もありますので詳しくは、事前に最寄りのauショップにお電話で確認されることをオススメします)。さらに、HTC EVO WiMAXはauの+WiMAX対応機種ですのでご一緒にWiMAXの電波が入るかどうかも調べられちゃいます!筆者も一度、利用したことがありますがWiMAXの高速通信はとても快適で、パソコンなどの通信端末としても利用できるテザリング機能にも対応しておりますので、一度使うと欲しくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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